2005年05月13日
社会と福祉

本日も早朝より相談者の方が見えてました。浜松で「隆花園」という農園を営んでいる新村聡子さんです。
皆さんは”園芸福祉”というものをご存知ですか?わたしも今日まで知らなかったのですが、園芸福祉とは、障害がある方々、健常者を問わず、すべての人たちが参加できる園芸活動のことだそうです。土に触れ植物を育てる作業が、子供の情操教育、障害者の回復や自立、雇用などに有効とされ、さらに健康的な老後生活の提案にもつながるそうです。
新村さんの農園でも、この園芸福祉を実行されています。積極的に精神障害者の方たちを訓練生として受け入れているそうです。
新村さんからいただいたパンフレットからメッセージを一つ。「身体を動かし植物に接することで命の強さを感じ、精神的にも強くなっていくのではと考えています。そして、『人のために自分が働ける』という意識は、アイデンティティの回復に直結するのではないでしょうか。例えば『企業で働く』こととは、まったく異なる仕事といえるでしょう。」
健常者の生活は福祉という世界から程遠く、こういった相談者の方たちと出会える機会があって非常にありがたいと思います。
福祉といえば、小出マネージャーがサポートしてきた「静岡市ワーク春日」が、明日14日土曜日、NHK教育にて全国放送されます。教育テレビ20:00〜20:29、”声”で広がるわたしの世界 〜テレマーケティングに挑戦する杉山実加さん〜
ぜひご覧になってください!

Posted by back2 at 19:16
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