2005年12月02日

地域に眠っている可能性を引き出そう その2

本日は書道家OL蓮花さんのデザインを施した2006年SOHOしずおか年賀状を印刷しました…。SOHOしずおからしく、他に類を見ない!超オンリーワンな年賀状ができちゃいました。正月のリアクションが楽しみです…^m^ (あ、戌年だからオンリーワンのワンとかけてるんじゃ…と思っているそこのアナタ、出直してきてください。)

さて、本日はまず昨日のつぶやきの続きを。タニタのお話から山口教授が、「いつも見ているもののコンセプトをイノベーションすること」(タニタの場合は体重計)が大事だとおっしゃってました。これが出来る企業は不況に勝つことが出来る。そして、今回は不況に勝つ企業が出来ることもう一つ。「買い手の意識に訴える売り方」。


皆様は「共育」という言葉を考えたことがありますか?これは”商い”の基本・原点だそうです。イビザというブランド名がついた皮バッグをご存知ですか?かなりいいお値段がします。中国などで量産された安い皮バッグが日本市場には多量に出回っていますが、そんな中でも絶対値引かないそうです。でも100万人を超える顧客から愛されるバッグとして、その人気は衰えることがありません。

(株)イビザでは、工場見学ツアーをしており、しかもそれもただではありません。(お昼はついてるとか)ここで何をするかというと、若い従業員から、まず動物の皮をまるごと見せられるそうです。で、実際に硬い部分、柔らかい部分を体感してもらって、イビザでは硬い部分はバッグの手で持つところ、で、柔らかいところはここ、と絶対に変えない。だから、例えば牛一頭の皮から作ることのできるバッグの量は少ないのです、と丁寧に説明するそう。良いものを提供している事を説明すれば、消費者はわかってくれるので、価格破壊は起こらない。

そして、イビザではお客様に買っていただいたバッグのアフターサービスもとても充実しているそう。お客様からいただいたお礼の手紙などは工場の従業員の目のつくところに貼ってあり、こうした喜びを従業員も一緒になって”共感”することも「勝ち組企業」には大事だそうです。

地域に眠っている可能性を引き出そう その2

山口教授は、新連携という制度は、プロジェクトマネージャーなどが事業のソフト面でも支援してくれる、つまり、タニタやイビザのような考え方の提案も、国が、本格的にシステム化して支援しているのですよと話してくれました。来賓挨拶でお話してくれた、関東経済産業局の楠田部長は、この新連携制度の予算は血税8億円ですが、1120億円の経済効果を見込んでいます、と言ってました。お金の流れというものを学んだ、興味深いセミナーでした。

地域に眠っている可能性を引き出そう その2

あっ、昨日とこのつぶやきに添付したのは、パネルディスカッション・そして交流会の様子です!


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