2007年02月17日
大共感!北川正恭氏講演

2005年の夏、「どうかSOHOしずおかのブレークスルーセミナーでお話をしてもらえませんか!」と、あつかましくも講演会会場までおしかけて講師依頼を直談判させて頂いた早稲田大学大学院教授、前三重県知事の北川正恭氏の講演会が、昨晩ついに実現。
「北京で一羽の蝶々がはばたくと、ニューヨークでハリケーンが生じる」は、北川さんが長い年月をかけて発信してきた最大のメッセージ。今回の講演会で、それがどういうことなのかをあの有名な黒川温泉の事例などをもってわかりやすく伝えて頂いたのは言うまでもありません。

今までの創業支援や産業支援に対する固定観念をとりはらい、関わる一人ひとりにポジティブな気付きをもたらすことからはじまるSOHOしずおか流。
何せ、担当者は一人。地道で、時間もかかるし体力もつかう事だけど、それぞれの 「あっ、出来るかも。」「それいいね!」「じゃあやってみよう」 が自然と共鳴し、まわりを誘発して相互作用がおこって爆発し、地域全体に活力をもたらすことはSOHOしずおかのミッションであると北川さん。
お話の中でも一号が特に感動したところは「Dialogue」(ダイアログ)が大切です、というメッセージ。
それは会議のあるべき姿。結論を出したり白黒つけることよりも、それぞれが納得するまで意見交換をする、そのプロセスが重要。

つい最近小出マネージャーとの意見交換で納得がいかないことがありました。自分がどうしてこう考えるのか、また何故その方向で正しいと思うのか訴え、出した結論に対して、一号の不安をよそに小出マネージャーは反対することなく受け入れてくれたのですが、結果的に自分の考えを通したことで自分自身にこれまでにない責任感が生まれました。
リーダーの言うことをそのまま受け入れ言うとおりにしていれば、仕事はスムースに進むかもしれない。でもチームで仕事をするってそういうことじゃない。
リーダーの指揮・命令・管理・監督は必要、でも絶えず気付き・共鳴・誘発・相互作用と爆発が無くてはならない…北川さんの考え方は、SOHOしずおかで日々おこることを全て思い起こさせるものでした。
北川氏オフィシャルウェブサイト http://www.office-kitagawa.jp/
Posted by back2 at
13:18
│ブレイクスルーセミナー